みんなで紡ぐ 霜降り論

M)今やあのダウンタウンに届くやもしれないと評されている感じがする「霜降り明星」。私は彼らが大好きである。ファンも多かろう。その人気に縋る感じになるのがいやなので、いったんローカルというか、限られたオンラインで話を進めようと思う。

論じたい項目としては以下だ。

  1. ダウンタウンに届くのか
  2. 現時点でのダウンタウンと比較
  3. 成長がすごい。ジャニーズジュニアからファンの人ってこんな感じ?
  4. 今後のマネージメント方針

まず、1。断固としてお伝えしするが、私は彼らのファンである。オールナイトニッポンのラジオを聞いているし、テレビで見かけると嬉しくなる。ライブなどは行ったことがないが、行きたいと思っているレベルのファン。珍しくないレベルだと思うが、私の中では結構な存在で、今までファン活動的なことをしたことがない私がここまでしているので、やはりファンだ。そもそもファンになった対象が少ない。まぁいいか。

とにかく1だ。これは、ファンでなくともテレビが好きな人にとっては関心の高いところであろう。前段も踏まえつつ、私としては多分届かない。いや、霜降りファンです。それほど、高いところにいるのがダウンタウンである。だが、現在世に出ている芸人の中で、届くとしたら・・・。と考えた場合、一番に出てくるのが彼らだ。それほど魅力は高い。

Y)これだと議論にならないかもしれないが、私も霜降りのファンなのだ。ラジオはオールナイトニッポンはもちろん、大阪のだましうちも聞いているし、youtubeもたまに見ているし、ライブも行っている(決してMさんにマウントをとっているわけではないですよ!)。それは置いといて、1について。私は90年代後半生まれで、ものごころついたときにはダウンタウンはすでに売れきっていて、ごっつも世代じゃないし、人々が熱狂しているというよりはすでにトップの芸人という感じでネタも見たことない。世代的にはリンカーンとかなのでテレビタレントの印象が強くてダウンタウン(主に松本人志)がどんなにすごいのかも分かっていなかった。し、今もその時代を経験していないので本当の意味での理解はできないのかもしれない。だから「遺書」を読んだ。それはまあ売れきっている松本人志がそこにいたが、たしかに今の霜降り明星に通じるものはある気がする。・・・・・

P)私は30半ば。小学校時代には「ごっつええ感じ」、中高時代には「笑ってはいけない」が一世を風靡していた気がする。が、ど真ん中世代ではない。そんな私でもダウンタウンのすごさはしみじみ感じてきた。高校時代には二人のガキ使フリートーク動画を観尽くしたと思うレベルには見漁ったし、ごっつのコントをみては感心した。私の中で、キャシー塚本を超えるキャラは未だ出てきていない。そしてダウンタウン、というか松本人志のすごさは様々な”土壌”を作ったことだと思う。漫才では巨匠を引退に追い込み、コント番組で時代を作った。その後はプレイヤーだけでなく、M-1(これは紳助の功績かもしれないが)、すべらない話、笑ってはいけない、IPPONグランプリ、ドキュメンタル。自身の笑いだけでなく他の芸人が活躍できる場を作った功績はとてつもなく大きい。
次に霜降り明星。30半ばだったように思う。最初に彼らをしっかりと認知したのはR-1グランプリだったと思う。粗品は疑惑の同点優勝をし、せいやはよく分からないネタでギリギリ決勝していた。第一印象としては「よく分からない二人」止まりだった。その後のM-1で優勝することになるが、私は当時の結果に納得いっていなかった。個人的には「粗品のフリップとしてせいやが騒いでいるだけのネタ」に見えたからだ。ただその後、彼らのラジオを聞き、彼らの才能に魅せられた。他の芸人ラジオではコンビのうち、どちらかがリードしたり、役割がはっきりしている。それに対し、彼らは数秒おきにボケと突っ込みが入れ替わるほどスピーディ。そんな中に伏線回収が入ったり、何度聞いても感心するような精度の高いやり取りが発生する。さながら、全盛期の松本人志がそこにいるように感じる(リアルタイムではないが、その点はお許しください)。
さて、長くなってしまったので本題に戻りたい。が、他の二人に比べてだいぶ長くなってしまったのでこのあたりで筆を置きたい。

M)ライブに行く熱量すごい。すっごい好きでもライブ行くってしたことないので、熱量で負けてるわけではないと信じたい。議論にならなくても、議論をすることに意味があるわけだから大丈夫だ! 私も結構な年齢だが、はじめてダウンタウンを見たときはすでに人気者だった。「夢で逢えたら」が初回で、松本さんが警官で ~にょろよ と話していたコントが最古。正直、お笑いが分からない年齢で、ドリフのたらいで爆笑していた年頃にあれは、衝撃的だった。面白いか分からないけど、目を離せなかったのを覚えています。当時は売れている・有名人がテレビに出るものだったから、やや売れている・売れていない時代を観ることができるのは、現代の特権なのかもしれない。確かダウンタウンが出てきたときは、お笑いブームが去って、なにもない時代だったそうな。と、粗品さん離婚説を見かけて追記。

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