日本男子の習性 砥石

日本の男性はある年齢に差し掛かると、砥石を手に入れて包丁を研ぐようになるらしい。これは意外と知られていないが、割と真実。身の回りの年配者、若い人でも良いので聞いてみてほしい。お父さんだったり、叔父さんが研いでたりする。

当然ながら包丁ってだんだん切れなくなる。備え付けの研ぎ機があるが、刃先しか研げないので、切れ味が直らなくなったりもする。そこで砥石だ。いや、実際の手間やらを考えると、買い替えたっていい。でも、SDGSが唱えられる今。ぜひ、砥石を試していただきたい。


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とりあえず、私の気まぐれで、砥石を購入。マニュアルをさっと読んで、研ぐ。初めてで、研ぎ方など知らないが、なんとなくのイメージで研ぐ。砥石に水を付け、刃先を削るようにシャーっと。日本に生まれて育った人ならば、何かしらで研いでいるシーンをみたことがあるだろう。私がイメージしたのは、日本昔話の鬼婆だ。イメージ通りの、包丁を研ぐ音がする。シャー、シャー。包丁に当てた指先から伝わる細かな振動。砥石が水に混ざって、細かな砂になっているのだろうか。確実に鉄を削っているだろう滑らかな振動。砥石に水をかけ、刃を砥石に当て研ぐ。たまに包丁をあげ、照明に向け刃先を見る。なんという、やってる感。実際どうなのかは分からないが、すごく職人ぽい。ネット記事をすこし探ってみたが、実は砥石で包丁を研ぐのは、実は簡単だそうだ。ただ、砥石を平行・水平に保つことが難しいらしい。ので、買ったばかりの砥石であれば、素人でも研げてしまうとのこと(from インターネット記事)。実際に初めての私でも、包丁を研ぐことができた。手順としては以下。

1.砥石を水に浸す(浸水系と水かけ系があるので注意)

2.包丁の刃を確認し、刃こぼれ箇所を探す

3.刃こぼれの場合は、一番欠けている部分まで刃を削り、平坦にするし、刃こぼれが無くなるまで研ぐ。刃こぼれをなくす場合は、かなり角度を付けて研ぐ。

4.研ぎ石には、粗さがあるので、最初は粗い方を使う

5.刃こぼれが無くなったら、粗くない方の砥石で、角度を弱めて研ぐ

ざっくりがこんな感じ。

仕上げの段階になると、刃先だけでなく、包丁の本体の方まですこし傷というか、砥石で削った感が入ってしまうことがあるが、まぁ、素人なので気にせず。重要なのは、刃こぼれをなくすこと。

刃こぼれさえなければ、刃先用の研ぎ機でも十分切れるようになると思います。
と、なんか急に砥石について書いてしまいましたが、実際に研いでみると本当に無心で研ぎ続けることができる。無の時間。調子にのって、2,3本研いでしまったが、これも研ぐの楽しいオジサンあるあるらしい。これまで、まったく興味のなかった作業だが、次の研ぎが楽しみだったりもする。ある年齢になると急にはまる「研ぎ」。あなたの周りにもきっといるので、ぜひ探してみてください。

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