最良の選択

カップ麺なら、カップヌードル醤油。牛丼なら吉野家で、弁当ならマイセンのロースかつ。ファストファッションならユニクロだし、車はホンダで、アウトドアはモンベルであろう。こんな感じで、シチュエーションだったり用途だったり、こういう時にはコレ! と独断と偏見で決めていく私だが、まったく決められないことがある。そう、保険だ。

何かモノを買うとき・選ぶときに、云々とつい調べてしまう癖がある。そのジャンルの主要ブランドは、相場は、トレンドは、歴史はなどなど。大体のものには、トップシェアがどれで人気なのはコレでなど、自分の中でこういうアイテムが良いという基準があり、大抵のことは迷わず決めることができる。私が重要視するのは、専門ブランドであること・歴史がある程度深いこと・シンプルなデザインであることが多い。そんな中、モノ選びでまったく理解度が進まないのが保険だ。保険はおそらく、発行できる権利的な制限があるため、保険事業を行っている企業はだいたい歴史があり、保険に特化している。そのため、扱う企業は専門的で歴史がある。プランは企業ごとに様々で、価格もオプションやらで変更が可能。さらに、使用年月も調整ができるため、多種多様なニーズに答えられる保険が多い。保険で受託できるメリットは、プランによって差があるため、比較もできるようでできない。返還利率で比較することもできるが、これも保険内容により異なる。調べるほどに難解になる恐ろしいシステムだ。

実際に保険へ加入した人に、その判断材料を聞いてみたところ多かったのは、親と同じもの・職場訪問に来た営業・知人の紹介と、保険の内容に関わらない「きっかけ」系。選ぶのが難しすぎるが故に、背中を押してくれる存在が強いのだろう。だが私は偏屈な人間なもので、加入を進めるということは裏がある。また営業費にコストをかけているわけなので、保険内容が薄い。など、完全な偏見が発動したりもする。「営業をかけないと売れないもの」という失礼な色眼鏡である。そんな天邪鬼な自己分析がありつつも、やっぱり保険に入らないのは不安だったりもする。

とにかく保険を選ぶに置いてハードルなのは以下。

  • コストと内容の吟味が難解
  • 保険ごとに補償内容が違うため、純粋な比較検討が困難

調べていくと保険は「自分の不安を解消するためのもの」であり、まずはその不安を整理すべし、という記事に行きつくが、不安など探すほどに出てくるものだったりもする。私はいったい何が怖いんだ! と、なんだかもう壮大なテーマに行きついたりもする。そもそも、病気やケガになったらお得なわけで、ならないなら保険のかけ損という意識もある。実際に、多くの保険に加入し、病気やケガになったら、もしも死んだら・・・という暗いのに明るい未来にわくわくする人もいるらしい。と、自己整理のために書き起こしてみたものの、まったく結論がでない保険。入ってて良かった! は、リスクにエンカウントした人なので、事例もまったく役に立たない。そうなると、病気やケガにならなかった場合、返金される積み立てが良い気がするが、これも調べてみると、万が一の時の補償が弱く、安心はできない。

というか、そもそも万が一の時のための保険ってなんなん?  もう、怖い。車は分かるんですよね、事故を起こすかもしれない不安。でも、病気になるかもしれない不安ってなんなんでしょうか。病気というリスクって、その定義が広すぎると思うんですよね。人によって不安は違うから、保険も様々。となると、話はループして、まずは自分の不安に向き合う必要がある。んー、もうそんなん全部不安だろう・・・。というか、安心のために保険に入りすぎて、生活が回らなくなるんじゃなかろうかと。もしくは将来必要になるお金が不足する不安もあるんじゃないかなと思うわけで。そうなると、万全の保険に入ることは不可能になり、不安を残したままなんとなくの保険でちょっと安心。なんだそりゃーって思うわけですよ。まったく進まない保険選びが終わるのはいつなんだろうか。保険選びの不安をなくす保険が欲しいところ。

コメント